2024.1.3.Wed

新年あけましておめでとうございます

 

 

近畿地方では大晦日に突風が吹きすさび、元旦は打って変わって静かな夜明けとなりました。

 

 

毎年、年末から3日かけて少しずつ作り上げるおせち。決して上手ではないですが、料理中は思考や感情が止まり、まさに瞑想状態の境地に至るので好きです。

 

八支則の6番目【ダーラナ(集中)】では、レッスンではよく1点集中の対象を「蓮の花」に例えますが、おせち作り中は「大根」だったり「里芋」だったりするわけです。

次第に7番目【ディヤーナ(静慮)】の状態、もう頭の中は里芋でいっぱいに満たされ、8番目【サマーディ(三昧)】では、「里芋の皮を剥いている私」という存在さえ忘れ、エゴが手放せた本来の自分の状態を体験できます。そんな料理三昧、瞑想三昧の3日間でした。

 

 

回数を重ねるうち、おせちの定番でも好きではないものは作らないようになり、残ったものは8品ほどになりました。

⚫︎黒豆⚫︎胡桃入り田作り⚫︎たたきごぼう⚫︎紅白なます⚫︎ローストビーフ⚫︎伊達巻⚫︎煮しめ⚫︎枝豆ジュレ(蒲鉾は市販のもの)

今回は、私が生麩が大好きなので⚫︎生麩のあられ揚げも追加しました。華やかになるし美味しかったので定番化決定。煮しめはどうしても茶色っぽくなるのでエディブルフラワーを散らしてみました。

 

ローストビーフはいつも温度調整がドキドキしますが美味しくできてほっとしました。。柚子胡椒でいただきます。茅乃舎の出汁で作ったジュレは箸休めにちょうど良いです。

 

しっかり休んでまたしっかり活動致します。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。