キャットナップ
キャットナップとは15~30分間程度のお昼寝のこと。
パワーナップと呼ばれることの方が多いかもしれません。短時間の睡眠でも爽快感が得られ、ストレスの軽減、集中力や作業効率がアップすると言われており、生産性向上の効果を期待して企業でも導入されていることがあります。
キャットナップのしくみ
睡眠には浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠があります。
キャットナップではノンレム睡眠のみで目覚めることになるのですが、20分程度の睡眠時に訪れるノンレム睡眠では脳内に蓄積されたキャッシュがクリアされるそうです。
PSやスマホのキャッシュをクリアした時のあのすっきり感を思い出すと、同様に脳もすっきりさせてあげたいところ。
NASAが行った実験でも、平均26分の仮眠によって宇宙飛行士の認知能力が34%、注意力が54%アップしたという報告があります。
キャットナップやってみよう🐈⬛
①場所
仕事机でも車の中でもソファでも、安心して仮眠できる場所でOK。
②時間
体内時計によると人が眠くなるのは夜間午前2〜4時と午後2~4時。
自然に起こる眠気には逆らわず、キャットナップはこの昼間のタイミングで取ります。
③姿勢
横になると長く眠ってしまいそうになるので、背もたれに体重を任せる程度の傾きか座ったまま机にうつ伏せ寝が理想的。どこかを強く圧迫するような姿勢は避けてリラックスします。ネクタイやベルトは緩めて。お気に入りのアイマスクやクッション、ブランケット等があれば用意しましょう。
午後の予定をついつい考えてしまって眠りに入れない場合はヴィパッサナー瞑想を少しやってみます。今この瞬間だけに集中して思考が止まると睡眠導入になります。
コーヒーや紅茶を少しいただいてからの仮眠はコーヒーナップと呼ばれています。カフェインが効き始めるのは摂取後15~30分なので目覚めがすっきりする効果があるそうです。
自分に合うキャットナップを是非取り入れてみてください✨
キャットナップ師範。