2024.6.12.Wed

Hot Spring Trip 3

 

 

3日目は奈良へ帰る途中に伊勢神宮に寄りました。

大地と空との距離をより感じる場所。そこに人間が通る道があって、様々な思いを乗せてわらわらと列をなして歩いているのを俯瞰すると面白いです。百鬼夜行…ではないけれど。

 

 

神社仏閣へは親に会いに行くような感覚になります。

皆さんは何に感謝し祈るのでしょうか。伊勢神宮であれば天照大神様でしょうか。ほかの信仰する神様?偉大なる存在?かもしれません。

でもその祈っている対象は自分自身でもあります。だから、どこへも行かなくてもどこにいても自分でパワースポットのようにできるし最高に楽しめる。いつでも自分の中に偉大なる存在(神様と呼んでもいい)が静かに鎮座しています。

 

それから、自分が会社の社長だとして、いつも愚痴や不平不満を言っていたり欲深く卑しく狡賢い社員のことは可愛く思えないですよね。仁義を通し情熱を持って清らかに楽しく働いてくれる社員は優遇、昇格してあげたくなると思います。それと同じで、可愛がられる存在でいれば、八百万の神々や森羅万象と信頼関係を築けるし相思相愛になります。

そこらの社長や世の中は騙せても、神様は騙せません。何より自分がそれを1番近くで見ています。自分自身を騙すということは、人生を自ら棒に振っているのと同じこと。

 

 

Yoga is the journey of the self, through the self, to the self.  The Bhagavad Gita

ヨガとは、自己を通して自己を旅する、人生そのもの。

 

 

この一節が巡りながらの参拝。伊勢神宮では不思議なことが起こり、自分が馬鹿なのですがカルマを解消しにまた訪れなければならなくなりました。ちょうど別の友人とも行く約束をしていたのでちょうど良かったというか何というか…。

 

 


 

 

おかげ横丁にも行きました。

語源は、天照大御神の「おかげさま」で参拝ができますという意味だったり、「おかげさま」で平穏な日々を送れることへの感謝の意味であったりするそうです。

 

思ったより人が少なくて歩きやすかったけれど、とにかく蒸し暑くてヘトヘトになりました。

優しいおばさまが作ってくれたおにぎりが美味しかったです。

 

この後、横山天空カフェテラス【ミラドール志摩】へ。リアス海岸の英虞湾を一望できる絶景ポイントです。大小60余りの島々と幾重にも突き出た岬が自然美を作り出しています。この日は曇り空でしたが晴れだともっと綺麗だと思います。

もともと高台に展望台があるのですが、更に山道を歩いて1番上まで行きました。確かにその場所からは複雑な湾の全貌を見ることができましたが疲れ過ぎて写真を撮り忘れました。とにかく連日歩き回って足が棒のよう。既にもう温泉に入りたい。。

 

 

 

非日常な体験ができる旅をすることで、より自分の軸が定まる感覚があります。美しい景色を見て自然と触れ合って、素敵な人とお話しして、どういう人に魅力を感じ、自分は何が好きで何に感動して、この人生で何がしたいのか再確認できるから。

 

下呂温泉から伊勢神宮を巡るプランはとても良かったです。お付き合いいただきありがとうございました。