2023.7.28.Fri

ウェルビーイング

 

ウェルビーイングとは

 

ウェルビーイング(well-being)とは【幸福】【健康】という意味に加えて、身体だけでなく精神的、社会的にも満たされている広い意味での幸福を指す考え方のこと。

 

この言葉が初めて登場したのは、1946年の世界保健機関(WHO)設立時です。

『健康とは、単に疾病がない状態ということではなく、肉体的、精神的、そして社会的に、完全に満たされた状態にある』とするなかで【ウェルビーイング】という言葉が使用されています。(”Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”)。

 

 

 

 

幸福度で業績アップ

 

職場におけるウェルビーイングとは、働く人が主体的に幸福度を感じる状態であること。

これまでは、頑張って努力して業績がアップすれば「仕事が楽しい」と感じると考えられていたのですが、「仕事が楽しい」からおのずと業績がアップするという真逆の考え方です。

 

雑談が多い職場の方が生産性やモチベーションが高くなるという研究結果があるそうです。また、職場がウェルビーイングだと創造性3倍、生産性31%アップ、売上37%アップするという驚きのデータもあります。

 

職場がウェルビーイングであれば、人材の流出も防ぐことができると同時に、優秀な人材の確保にも繋がります。それは企業価値の向上にもなります。今、様々な企業が改めてウェルビーイングに注目し、導入し始めています。

 

 

 

 

ヨガでウェルビーイング

 

そもそもヨガや瞑想自体が、【本当の自分】を知り、よりよく生きる為の智慧が詰め込まれたもの。少し前まではヨガは女性が美容の為にするもの、という認識が根強くありましたが、そうした意識も長い年月を経て変わってきました。

 

ヨガは、自分の心と体の癖や特徴を知り、受け入れて尊重し、アップデートしていきます。身体的にも精神面にも変化が起き、身体能力、幸福度が高まります。それがビジネスにおける対応力や応用力を育む源にもなるでしょう。

 

SaptaRagaではオフィスでのヨガを数多く実施させていただいておりますが、個人の健康維持だけでなく仕事仲間と共にヨガを行うことで絆が強まり、より良いコミュニケーションが取れる機会になるとたくさんのお声を頂戴しております。

 

まずは一人一人が変わること。その輪が広がることによって企業や社会全体のウェルビーイングへと繋がります。

「モノ」から「心の豊かさ」へと価値観が変化している現代。ウェルビーイングの取り組みは新たな世界を生み出す可能性を秘めています。

 

SaptaRagaではその一端を担う使命感のもと、今後も精進して参ります。