不思議な話をほんの少し。
私がこれまで経験した不思議な話はいくつか記事にしてきましたが、実はもっともっと数え切れないくらいあります。
1番人生観を変えたのはやはり宇宙へ行ったことですが、小さい頃から色々なものが見えたり聞こえたり感じたりしていました。
幼少期、私はひとりでは眠れませんでした。必ず部屋に知らない人がいるからです。
日替わりで、女性だったりおじいさんだったり。何をしてくる訳でもないのですが、その人達の呼吸音や溜め息が気になって、単純に気持ち悪くて嫌でした。母親に「知らない人がいて怖い!」と泣きついても母親は妄想が激しい子だと思っていたようです。
私には兄が2人おり、兄には見えていないことが早々に分かってしまう訳で、そうするともう誰にも言えなくなってしまいました。
10代の頃はあからさまに標的にされてしまって、寝ようとすると耳元で叫ばれて起こされたり、背中をどん!!と突き上げられて起こされたり、身体をぶんぶん振り回されたり、とにかく寝かせてもらえませんでした。
思春期ということもあり更に誰にも話せない状況でした。頭がおかしいと思われるし、「ああそっち系ね…」としらけられるだろうし、自分は呪われていると思っていたので…。
ひとりで戦っていたわけですが、毎晩この世のものではない存在の相手をしなければならないことに、ある日ストレスが爆発しました。
「私には何もできないから放っておいて!」ということを結構強めに伝えました。するとぴたっと現象は止まりました。この時若干13歳。「強気で対処すれば大丈夫なんだ」「”弱い気”がこういう輩を呼び寄せているんだ」ということを学びました。
それからは何故か、夢に全身金色の大きな観音菩薩様みたいな人が現れるようになりました。全身キンキラキン✨で神々しくて、これまでの闇を飲み込んでくれるようでした。
その金色の人は言葉を話さないけれど、ごぉぉ〜んと荘厳な鐘が響く音がすると、メッセージとして色々伝えてくれました。凄く困っている時、何度も助けてもらいました。思いもよらないアドバイスを受けて、その通りにしたら道が開けたこともあります。この人がついていてくれるならもう何も怖くないと思えました。
私はその人に赤ん坊のように抱っこされていて、下からその人を見上げるようなスタイルの時もありましたが、その時の私を見る優しい眼差しが忘れられません。ここ5年ほどお会いしてないのでまたお会いしたいです。
実際はもうちょっとほっそりした女性っぽい人です。
袈裟を着た僧侶
ヨガを始めて間もない頃(20年以上前)のことです。春先のある日の15時頃、自室の床に寝転がってぼーっとしていました。天井を見て本当にただぼーっとしていた時、ふと視線を感じました。その方向を見ると、部屋の隅に、橙色の袈裟を着た僧侶が立っていました。
身長1mくらいだけど大人でも子供でもないような、男でも女でもないような、不思議な雰囲気の人でした。褐色っぽい艶々の肌で、瞳が凄く大きくてキラキラ輝いていたのが印象的でした。
私はこれまでも色々見てきていることもあって、びっくりするというよりも、その人間離れした美しさに圧倒されて固まっていました。その人は優しく微笑みながら、一歩一歩、ゆっくりと私の方へ近づいてきました。
一歩足を踏み出す度に、右手で何かを空中へ振り撒いていました。それは虹色にキラキラ光る紙吹雪みたいなもので、床に落ちる前にすーっと溶けるように消えました。一歩進んでバッと振り撒く…ということを繰り返しながら近づいてきます。
近づいて来られても、私は全く怖いという感情はなく、わくわくの方が勝っていました。とうとう寝転んでいる私の頭のところへ来るので、私は、このままだとあのキラキラが私の頭にかかるなぁ〜と思っていました。でも「綺麗なのでかけてもらおう!」と思いました。そしてぎゅっと目を瞑って待ちました。降りかかるキラキラの光が瞼に透けて見えました。そろそろと目を開けたら、僧侶は消えていました…。
胸の内側から泉のように何かが湧いてきて、私は何故か涙を流していました。
何だったのかわかりませんが、私がこれまで生きてきた中で、1番美しく尊い体験でした。
この記事を書くに当たって、私が見たものに近い画像を探していると、橙色の袈裟を着た僧侶が薔薇の花びらの上を歩く画像がたくさんありました。
花は仏教で浄化や慈悲の象徴として用いられるようで、僧侶による祈りや瞑想の際に、花びらを散らすそうです。私が見たのはキラキラ光る紙吹雪みたいなもので床に落ちると消えたので違うけれど、イメージがとても似ていて今びっくりしています。。
クリスタルの贈り物
ヨガの仕事を始めた頃のお話です。たった一人で開業し、ヨガやその他の施術、オーラリーディングなど様々なことをしていました。小さなブログのみで営業していましたが、何故かお客様が見つけてくださり、県外から来てくださることもありました。
1〜2人の少人数制に徹底。ヨガやインド哲学が少しでも心身のお悩みの救いになればと誠心誠意取り組んでいました。
レッスンの前はティンシャで清め、アロマが香るおしぼり(夏は冷たく冬は温かく)と、レッスン後はハーブティをお出ししていました。お客様のパワースポットのような場所にしたくて、お一人帰られる度に部屋を換気し、マットと床を全て拭き上げ、ホワイトセージを焚いていました。必ず人生相談も数時間されるので、1日3~4人、週4日が限界でした。
たくさんの方が足繁く通ってくださって、新規のお客様の受け入れが不可になった時期もありました。「先生のおかげで人生が変わった」と涙を流してくださる方、こんな私にファンです!と言ってくださる方、感謝のメールやお手紙を送ってくださる方に支えられ、自分がしたいことを形にできた喜びでいっぱいで、ヨガの仕事に生き甲斐を感じていました。
そんな充実した日々を過ごしていたある日、朝起きると、自分用のセージを焚く貝の皿の上に見慣れないものがありました。透明のガラスの欠片みたいなものです。咄嗟に、「何かが割れてここに落ちたんだ」と思い、周辺を見ましたがそんなものはありません。プライベートな部屋に神棚のように場所を整えて置いてあるものなので、何かが紛れ込むことなど考えられないのです。あるはずのないものが現れるというのは初めてだったのでう〜んと悩みました。
ご存知かもしれませんが、大企業の社長会長クラスにはお抱えの霊能者がついていらっしゃることが多いです。私はそういう方とお客様の紹介で繋がることができたので、身に起こる訳のわからないことはその都度、相談していました。
このキラキラの欠片のことを相談すると、チャネリングをして下さり、こんなお話をされました。
「あなたがしているヨガの仕事はクリスタルのような輝きを放っているということ。あなたを守っている存在がそれをとても喜んでいて、これはあなたへのギフトだそうです。あなたは光となって周りの人をも光へ導くことが使命。それを立派に実現していることを彼らはとても喜んでいます」ということでした。
セージを焚く皿はその家で1番神聖な場所でしょ?だからそこに置いたんだよ〜とにこにこ笑っていらっしゃるそうです。あ、そんなキャラなんだ…。
これが実際の当時の写真です。
写真を撮っておいて良かったです。
霊能者さん曰く、物質化現象?は高級霊にしか出来ない技なので、そのキラキラはお守りにしたらいいですよと。私はその助言通り、キラキラを小さな布袋に入れて大切にしていました。とても嬉しいし愛情も感じるので時々触ったりして。
でもその後、家族の都合でヨガの仕事を一時辞めなければならなくなった時、なんとこのキラキラ、布袋から忽然と消えてしまいました…。一時的に休むだけなのに?厳しいなぁ…。
なのでこのキラキラは今は手元にありません。
これは永遠などない、諸行無常ということを身をもって教わった気がします。
でも、低級霊のおもちゃにされていた私からすると、この出来事は素敵で凄く嬉しかったです。
ちなみに、皆様にもそれぞれこうした存在がついてくれています。進む道が合っている時は不思議なほどとんとん拍子に進んだり奇跡が頻発しますが、それは自分だけの力ではないのです。
間違った方へ進んでいる時は喝が入ります。
私の場合、闇の一族と関わっている時が顕著でした。写真を撮ると赤い光が私のまわりに写って警告されたり、電話は何度も途中で切れるし、その人からの連絡だけ何度も何度もエラーになって何とか私に届かないようにされていました。末期の頃、重めのクッションが目の前でぶ〜んと飛んで窓に勢いよく衝突した時は流石に「いい加減にしろ」という強い思いを感じました。
「この危険人物に関わるな!」という数々の必死のメッセージだったのに、私は見て見ぬふりをして、痛い目に合いました。
裁判の結果は当然ながら大勝利だったし、その出来事のおかげでワンネス体験へ導かれ、私の人生は良い方向へ大きく進んだので後悔はないのですが、メッセージを蔑ろにしたことは失礼だしとても反省しています。。
龍が来た
まだ実家にいた頃、深夜眠れなくてベッドで猫とごろごろしていた時です。
突然、ザーッというすごい轟音が響き渡りました。
初めは何の音か分からなかったけれど、豪雨だと思いました。あまりにも急なゲリラ豪雨。
音が尋常ではなくて、私は猫と身を寄せ合うようにしていました。すると、その音がぴたりと一瞬で止みました。さっきの轟音とは打って変わって、急にしーんと怖いくらい無音の状態。
雨が止むにしてもこんなにピタッと止むことがあるのかと不思議な気持ちで窓の方を見ると、梨地のような凸凹したガラス窓なのではっきりは見えませんが、窓の外に大きな何かの影がどーんと浮いているのが分かりました。(高台で2階の窓の外は崖のようにひらけていました)
何かがいると気づいた私と猫。窓1枚を挟んで、私たちは身動きができなくなりました。
すると、ベッドの下からドン!と突き上げられて、ベッドが一瞬浮きました。それはもの凄い力で、私たちが一瞬浮くほど。何が起こったのか分からずにいると、また同じようにドン!とベッドの下から衝撃が来ました。猫は意外と怯えておらず「???」という表情でしたが、私はパニック状態。
猫を抱いて部屋を飛び出し、当時父親は海外で暮らしていて兄も自立していたので、母親を起こして、一緒にベッドの下を点検しました。人間の力ではないとわかっていたけれど、もし誰かが侵入していたら女だけだと勝てない…ということも咄嗟に考えていました。部屋は何も異常はありませんでした。その時には大きな影も気配もなくなっていました。
その日はそれだけで済んだのですが、後からあれは何だったのかと悶々と考える訳です。
窓に写ったあの影。
ドラゴンボールで神龍を呼び出した時のあの形やん…と気づきました。なぜ、龍が私の部屋を訪れたのか分かりません。
でも、何となく怒られているような気持ちになったのは、心当たりがあったから。当時、人生を変えるような大きな問題を後回しにしていました。きちんと向き合うようにしましたが…それくらいのことで? こんなにド派手に登場されるものなのでしょうか。それに少々荒々しかったです。
この話を友人にしたら、「もう!なんで窓開けへんかったん!!」と怒られました。
こういう話ならいくらでもあります。
私と長く一緒にいる人は説明できない信じられないことが起こるのを目の当たりにします。なのでどんなに理系で科学的に解明されていることしか信じないタイプの人でも価値観が180度変わるそうです。
美しい素敵なものだけではなくて、気持ち悪い恐ろしいものもたくさん見るので良し悪しですが、日常のことなのでこの体質とうまく付き合っていこうと思っています。