2019.11.29.Fri

死ぬときに持って行けるもの。

 

  

  

食べ物もお金も貴金属も、いかなる所有物も、君が死ぬときには持ってはいけない。

君の召し使いも従業員も、君の取り巻きや君の影響下にある人々も、

君が死ぬときには誰ひとり連れていけない。

 

死ぬときは、すべてを失う。

 

  

 

死ぬときに唯一この手に残るものは、

 

君がこの人生で行動してきた身体の業(カルマ)と、

話してきた言葉の業と、

心の中で考えてきた思考の業。

 

たったそれだけ。

 

 

 

君はその報いだけを受け取り、旅立ってゆく。

あたかも影が人につきまとうがごとく、

業は君を追いかけていく。

  

 

 

ゆえに、思考・言葉・身体を整えて、

未来に備えて善業を積むように。

 

善業は未来の君にとっての、ただ一つの財産となる。

 

 

  

 

 

 

 

相応部経典(サンユッタ・ニカーヤ)/ブッダの言葉