シャバ―サナ。
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ヨガレッスンの後に必ずするシャバ―サナ。
”死体のポーズ”とも呼ばれます。
特にヨガをはじめたばかりの頃は、何の時間かわからなくて不安になりがちです。
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多くの方に ”レッスン後のおやすみタイム”と勘違いされやすいシャバ―サナですが、このシャバ―サナこそが、とても大切なのです。メインだと思われている体を動かすヨガ(アーサナ)は、深いシャバ―サナに入る為にある、と言っても過言ではありません。
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シャバ―サナとは…
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シャバ―サナでは、死体の真似をします。
死体なので、心身共に動かしません。
心や体に執着せず、手放します。
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でも、急に「さぁ無になりましょう」と言われても、なかなかできるものではありません。
そこで、様々な坐法(アーサナ)を実践するのです。心身を手放す為には、その前に自分の心身をしっかり実感するというプロセスが大切です。
心をコントロールする為に、まずは身体をコントロールしよう、というのがヨガの考え方だからです。
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深いシャバ―サナの為のヒント5つ
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ヨガのポージングの際に、以下のことを試してみます。
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①床と体の接点で体重を感じる
②全身の骨格を内観する
③血液の流れと体温を感じる
④足~頭、頭~足へ、スキャンをかけるように感じる
⑤周りの空気と自分が支え合う様に、その場に自分を安定させる
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これらのことに気をつけていると、一段と快適で安定したアーサナが得られるようになります。充実した坐法は充実したシャバ―サナに繋がります。
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大事なのは、目で見える外側ではなくて、自分の内側で起こること。
ヨガをする時は視覚に頼らず、感覚を研ぎ澄ませてください。
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10分のシャバ―サナは8時間の熟睡と同等の疲労回復効果がある、とも言われていますが、それは、ヨガをする度に死を体験し、自然に還り、目覚める時に生まれ変わる感覚があるから。
シャバ―サナの時間を大切にしましょう!
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